ギター入門:アンプの使い方!
エレキギターは電子楽器ですので、生音で弾いていても面白さが半減します。
アンプに繋いで音をだしてみましょう。
■アンプってなに??
簡単にいうと増幅器です。ギターをつないでスピーカーから音を出すことができます。
アンプ単体では音がでません。音の信号を増幅するところまでがアンプの仕事です。
音を出すにはスピーカーが必要です。この世界ではキャビネットといいます。
アンプとキャビネットを繋ぐことでようやく音がでます。しかし、家庭用、ミニステージ用に販売されているのはアンプとキャビが一体型のものがほとんどです。
■アンプ例
ここではアンプへの接続、各つまみの役割、音作りの仕方を説明します。
■アンプとギターを繋ぐ
最初にアンプのボリュームが0になっている事を確認しましょう。
アンプのボリュームが上がっている状態での電源のON/OFFは機材を損傷させる可能性があります。
小さいアンプならあまり無いと思いますが、ステージ用の大きいアンプは注意が必要です。
アンプによってVolume的役割があるつまみが2個とかついているタイプもありますので、全部「0」にしてから電源をON、OFFするように日ごろから癖をつけておくと良いです。
ボリュームを0にして電源をONにしたらギターのOUTPUTからアンプのINPUTに繋いで、徐々に音量を上げていく方法が私の使い方です。
■各つまみの名称
アンプによって記載されている名称が違うものがありますが一般的なものを例にあげます。
GAIN(ゲイン)・・・Volumeと同じ様な役割です。ギター本体からの最初の信号を調整します。
Drive(ドライブ)・・・Distortionともいいます。音が歪んで激しい感じの音になります。ロックには必須!
Low(ロウ)・・・低音域の調整を行います。上げると音が力強くなりますが、度合いによってはこもります。
Mid(ミッド)・・・中音域の調整を行います。上げるとコシがでたりクリアになったりします。上げすぎるとラジオみたいな音になります。
High(ハイ)・・・高音域の調整を行います。あげるとクリアになりますが、上げすぎるとシャリシャリして軽い音になってしまいます。
Presence(プレゼンス)・・・超高音域の調整を行います。基本的にはhighと同じ効果がありますが、少々分かりにくいです。
Reverb(リヴァーブ)・・・残響を調整します。
Master(マスター)・・・最終的に加工された音のVolumeを調整します。Gainが入り口のVolumeに対して、Masterは出口のVolume
※ドライブ、プレゼンスとリヴァーブは付いていないアンプも多いです。
※またGainだけだったり、VolumeだけだったりとVolume関係のつまみが簡略化されているアンプもあります。
■音作り
音域の調整を行うつまみを「イコライザ(EQ)」といいます。まずはEQ部分を全て12時くらいにして、Gain、Masterを適当に上げます。
その後音をモニターしながらEQを調整します。不要な音域をカットしたり、必要な音域をブーストしたりします。
必要に応じてDriveも上げたり下げたりして、好きな音を作っていきます。
一つ、定番の音のセッティグを例にあげます。
EQでBass、Highを上げてMidを絞る。低音の「ドン」と高音の「シャリ」がでるので「ドンシャリ系」とよばれています。
BassとHighを14時くらい縲廴AXまで上げ、Midを10時くらいから0まで絞る。
Midを絞ると綺麗な音になりますが、中域がでていないので、「鼻が詰まったような音」に
なります。好きな人は結構多いと思いますが、多用しすぎると耳に障る音になってしまう可能性があると思うので適度に中音をプラスしたり、ツインギターの場合は片方ドンシャリ、もう片方はMIDブースト的な音を作ったりして、バランス良く使いこなすと良いと思います。
ギター入門:ギターのコードを弾いてみよう |
ギター入門 |
ギター入門:エフェクターを使おう |