ギター入門:エフェクターを使おう
エフェクターとは音を加工する機材の事です。アンプにギターを直接繋いで音をだしても、あるアーティストの曲と合わせてみると
「あれ、何か音が全然違うな?」という事はあると思います。
エフェクターを使って音を変化させているのです。
アンプにDrive関係のつまみがある場合は歪んだ音が出せますが、無い場合はエフェクターを仲介させてからアンプに繋ぐ必要があります。
エフェクターの種類
[ダイナミクス系エフェクター]
・コンプレッサー/リミッター等があります。ダイナミクス系のエフェクターと呼ばれています。音の圧力を制御する装置です。リミッターはある一定以上の強さを超えないようにし、コンプレッサーは弱い音をブーストさせ強い音を潰すような加工を行い、音の強さを一定にちかくなるようにします。
実際に使うと明確な効果が感じにくいのですが、他のエフェクトのノリがよくなったり、音が大きくなったりのような効果があります。
[歪み系エフェクター]
・歪みとは音割れです。大音量でスピーカーを鳴らそうとすると音が割れてしまったりすると思います。
コレをシミュレーションしたのが歪み系のエフェクターです。歪みの深さや具合によって複数のエフェクターが存在します。
OverDrive(オーバードライブ)・・・ナチュラルに歪みます
Distortion(ディストーション)・・・激しく歪みます
FUZ(ファズ)・・・良く分かりません。昔のディストーションみたいな感じみたいだけど厳密には違うようです。ただ音の原型をとどめないほど歪むようなイメージがあります。
MetalZone(メタルゾーン)・・・メタル系の歪みです。ディストーション以上、Fuz以下の歪みで圧力は気持ちいです。音の輪郭はなくなりやすいです。
昔はBOSSが定番だった気がするんですがね。最近はB社が安価でよい音で評判が良いですね。
私もいろいろ衝動買いをしてしまいました^^;
[空間系エフェクター]
・Reverb(リヴァーブ)・・・残響を調整します。カラオケでいうエコーと同じ感じです。
・Delay(ディレイ)・・・音をやまびこのようにします。
[その他エフェクター]
・Corus(コーラス)・・・音を重ねて弾いた感じをシミュレートした音です。重ねる音も調整できます。
・PitchSifter(ピッチシフター)・・・音の高さを無理やり上げたり下げたりします。
その他もろもろ・・・。
数をあげればキリが無いほど沢山のエフェクターが存在します。
■コンパクトエフェクターとマルチエフェクター
エフェクターにはコンパクトエフェクターとマルチエフェクターが存在します。
コンパクトエフェクターはそれぞれ単体で販売されているエフェクターでマルチエフェクターはいろいろなエフェクトがセットになって一台として作られているエフェクターです。
それぞれメリット、デメリットがあります。
コンパクトエフェクターは自分の好みの機材を連結さえて使います。
沢山の種類を組み合わせて使いたい場合はそれぞれの機材のON/OFFの巧みに操らないといけません。
バッキングではDistortionをON、クリーンにはDistortionをOFFにしてディレイとコーラス、リバーブをON・・・
音色の切り替えがスムーズにはいかないところがデメリットでしょう。
マルチエフェクターは全てセットになっており、内部的に全て処理をしますので、スイッチ一つでいろいろなエフェクトの切り替えが可能です。
デメリットとしてはコンパクトとちがい、好きな機材をセレクションして使うことが出来ない事、
また音が痩せやすい等も考えられます。まぁ、コンパクトも繋ぎすぎは音痩せにつながってしまう事もありますが^^;
コンパクトもマルチも安価なものが存在します。一度購入しいろいろ試してみるのも良いでしょう。
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