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レコーディング入門:大きな音で録音するには


DAWソフトやMTRの説明書にだいたい買いてありますが、録音レベルの調節の時に「ピークギリギリ」に設定するとあります。

これが弱いと当然小さい音での録音になってしまいますし、大きくしすぎるとピークを超え、音割れにつながってしまいます。

また小さいときの音もあれば、大きいときの音もある。ドラムやボーカルなどにありがちですが、これが厄介です。

小さい音に合わせて録音レベルを設定してしまうと、大きな音が発せられたときに音割れや機材を痛めてしまったりと良い事がありません。なので大きい時の音に合わせて録音レベルを調整しますので、小さいときの音が程よくとれずに、結果音量低下につながってしまいます。

こんな時に活躍するのがダイナミクス系のエフェクトである、コンプレッサーや、リミッターです。
録音時には必ずこれらをかけて録音します。

どういった効果があるかというと、

 

■コンプレッサー
大きな音を小さくし、小さな音を大きくすることで、全体的に均一に整え聞きやすくする。

■リミッター
大きな音を潰すだけ。設定したレベルを超えないように音を潰して制限をかける。

 

これらを応用して使うことで、録音時の音量は格段と変わってきます。

「じゃぁ、コンプやリミッターをガチガチにかけて、音をビタビタにすればいいのか?」

と思いましたが、これはダメです。そんな甘い事ではありませんでした・・・。
音がモワンモワンとひっくり返るような違和感のある音になってしまいますので、落ち着いて聞いていられません。使い方には注意や経験も必要です。

録音時には軽く、MIX時には程よくギリギリが理想だと思います。



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