レコーディング入門:ベースの録音
■使用するオススメマイク
SHURE SM-57 | AKG / D112 | ||
BOSS / DI-1 |
使用するオススメマイクはダイナミックマイクです。低音を良く拾うマイクが良いでしょう。それとは別にベース録音には一工夫あると後々音作りに役立ちます。よく使われる手法として、DIを通し、アンプからの出音とベース本体のラインの音を同時に収録する方法です。
■マイクの設置
アンプにマイクを設置する場合はスピーカーの中心をセンチずらした場所が良いとされています。中心は音が出ていないので狙ってはいけません。
また、中心に近づくにつれ音は硬くなり、中心から遠いほど柔かい音になります。
よりこだわるなら、音は下側から拾う場合と上側から拾う場合と音質が異なります。低音は下方向に、高音は上方向に広がる性質があります。
次にでてくるのがDI!
アンプからの出音は低音がしっかり強調され太くて迫力のある音ですが、輪郭がしっかりしていません。コレを回避するためにDIを使います。
DIは信号を分岐することができるので、1つはラインで録音側に直、もう一つはアンプにさして、アンプの出音をマイクで拾い録音側へ送ります。
つまりBass録音で2Track使う事になり、アンプの太い音とベース本体の芯の音をMIXさせ、程よい音を作っていくことが理想的と考えます。
■録音側の設定
必要に応じてコンプレッサー/リミッターをかけます。録音時は軽めで良いでしょう。
例)
スレッショルド、レシオはやや深め、アタックタイムは早め、リリースタイムも早め
レコーディング入門:ドラムの録音(タム類) |
レコーディング入門編 |
レコーディング入門:ギター録音 |