ドラム入門：スティックの持ち方

大きく分けて二種類の持ち方があります。

■レギュラーグリップ

ジャズや鼓笛隊等でおなじみの持ち方。右手は親指と人差し指でつまむ様に持ち、左手は手の甲を地面に向けて持つ。
繊細なプレイ向き。


■マルチグリップ

右手は親指と人差し指でつまむ様に持ち、左手も右手と同じように持つ持ち方。
マルチグリップ内でも３種類の持ち方があり、　　　　　　　
ロック等、ハードなプレイ向き。音も力強い。


それぞれの持ち方をまとめます。



■レギュラーグリップの持ち方

左手
１．手をパーにします。
２．左手の親指と人差し指の間にしっかり挟みます。
３．薬指の第二間接を90°くらい曲げます。
４．左手第二間接と第三間接の間付近にスティックを乗せます。
５．人差し指、中指を上から添えるように握ります。
６．力を要れずに少しだけパーにもどし、自然にもてるようにします。
７．手首を回す要領で叩きます。

右手
１．手をパーにします。
２．人差し指の第一関節にスティックを添え、親指で挟みます。
３．のこりの指を軽く添えます。


■マルチグリップの持ち方
マルチグリップは、さらに細かい持ち方があります。


・フレンチグリップ
１．手をパーにします。
２．人差し指の第一関節にスティックを添え、親指で挟みます。
３．のこりの指を軽く添えます。
４．手の甲を外側(親指を天井)に向けます。



・ジャーマングリップ
１．手をパーにします。
２．人差し指の第一関節にスティックを添え、親指で挟みます。
３．のこりの指を軽く添えます。
４．手の甲を天井側に向けます。


・アメリカングリップ
１．手をパーにします。
２．人差し指の第一関節にスティックを添え、親指で挟みます。
３．のこりの指を軽く添えます。
４．手の向きはフレンチグリップとジャーマングリップの中間くらいにします。


どの握り方をするにしても、挟んでいるところを支点にして、叩くようにするということ、力まない事がキレイに叩けるコツだと思います。