作曲入門編:リズムから作曲する方法
ベース、ドラムから作曲していく方法です。
1.ベースでとりあえず進行を作る。
細かいコードは抜きにして、大雑把な進行を作るにはルート(ベースの母音)を並べて大まかな進行を作っていきます。
とりあえずイントロ、Aメロ、Bメロ、サビだけ作っておきます。ここまでを打ち込みましょう。
2.ドラムを入れる
作ったベースラインにドラムパターンを入れます。8ビートなのか16ビートなのか、4ビートなのか?またはちょっと洒落たビートなど、「とりあえず」のレベルで打ち込んでいきます。
3.ギター入れる
ドラム、ベースを再生しながらギターを入れます。思いつかない場合もかなりあると思いますので私がよくやる方法
・とりあえずコード弾きだけを打ち込む。ドラム、ベース、コードを再生しながら違うフレーズを考える。
・同じ部分を(Aメロだけとか)を永遠とループ再生させて、永遠とアドリブで弾き続けます。「お?」という閃きがでるまで繰り返します。
・ハマってきたら音色を替えたりして刺激を求めます。
4.歌メロを作る。
今までの音を再生しながら歌メロを考えます。ギターのときと同じように、AメロだけとかBメロだけとか、メロ単位に区切り、永遠とループ再生をしながらアドリブで弾いて作っていきます。
1フレーズだけでもきまったらとりあえず打ち込みしてしまいましょう。きまったものをどんどん展開アレンジして少しずつメロディーにしていきます。
5.細かいアレンジをする。
ここまではとりあえずというレベルで打ち込んだものも多々あります。なのでメロディーを生かすようにリズムを変えたり、キメを作ったり、フレーズを微調節しながら少しずつアレンジを加えていきます。
イントロ、Aメロ、Bメロ、サビしか決まってなかったり等、曲全体の構成もきめます。例えば
イントロ→Aメロ→間奏(イントロと同じ)→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏・ソロ(サビと同じ)→サビ→サビ→アウトロ
ありきたりですが、うまく並べ替えたり、サビの後にCメロを足してみたりなど、曲に合わせて構成を決めます。最初に決めるのも有りですが、形になってきてからのほうが展開しやすいと思います。
構成を決め、細かいアレンジが終わったら完成です。
■リズムから作る方法のメリット、デメリット
この方法はベースラインから作るので曲全体の雰囲気が早くできます。全体の枠から作るので、形になりやすいでしょう。
しかし、肝心の歌メロは最後です。歌メロのモチーフが無い状態で作っていますので、歌が乗っているだけ・・・のような曲ができやすいです。
作りやすいので初心者向きと思いますが、完成度はアレンジにかかっていると思います。
次の頁では、ギターや鍵盤などの上物(装飾?)から作曲する方法を紹介します。
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