ギター入門:エフェクターの並び順番
エフェクターを適当にかけるだけでは「とりあえず」の音作りになってしまいます。
つなぎ順序や各エフェクトのパラメータをしっかり調整して音作りをすることが大事だと思います。
一般的なエフェクターのつなぎは、
ギター --> ダイナミクス系(コンプレッサー) --> 歪み系(Distortion) --> イコライザ --> モジュレーション系 --> 空間系
だと思います。音の粒を揃え、加工し、空間をシミュレートする。
もちろん、決まりはありません。目的の音が作れればそれが正しい順序ではあります。
が、、ありがちなという事で。
1.最初にコンプレッサー
ギターからの出音のつぶをそろえます。
小さい音を大きく、大きい音を小さくといった処理をすることでギターからの出音を整え、全体的に音量を稼ぎます。
そうすることで、あとからかけるエフェクトが効きやすくなります。また、うまく使うことで、ピッキングニュアンスを強調したりできます。
2.歪み系
音の歪み具合を調整します。歪み系のエフェクトはコンプレッサーと同様の働きもします。
あまり強くかけすぎると音の輪郭が無くなってしまいますので注意。
コンプレッサーをうまく使うと歪みが効きやすくなりますので、両エフェクトをうまく使いこなすことが大切だと思います。
3.イコライザ
音質の微調整を行います。
目的の音質に近づけましょう。
4.モジュレーション系
仕上がった音に対して、色付けを行います。コーラス等が多く使われます。
5.空間系
最後の処理として、空間をシミュレーションします。リバーブやディレイは最後に使うのが一般的です。
マルチエフェクターならおおよそこんな順序でならんでいると思います。
次に役割とつなぎ順序が分かったら、各エフェクターの細かい使い方を覚えましょう。
使うものはきちんと使う、いらないものはきちんと削ることが大切です。
■参考ページ
コンプレッサーの使い方
イコライザ(EQ)の使い方
コーラスの使い方(準備中)
リバーブの使い方(準備中)
ディレイの使い方(準備中)
ギター入門:エフェクターを使おう |
ギター入門 |
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