ギター/ベースの練習方法:速弾きの上達へ
速い弾きは難しいです。マジで。
左手も右手も、かなり鍛錬を積まないとうまく引けるようにはなりません。
■右手の練習
・ピックは良質なものを
速く弾けば弾くほど、ピッキングが繊細になり難しくなっていきます。
きやすいピックを準備するのがとても大事です。
実は私、ピックは適当選んでに使っておりましたが、カノンロックを練習するにあたり、ピックをきちんと選びなおしました。
個人差はありますが、小さめで先は尖っていても程ほどに丸みがあり少し固めのピックが弾きやすいと思います。
極端な話、おむすび方の薄くて柔かいピックじゃ私は弾ける気がしません・・・。
慣れや好みがあると思いますが、自分の「速弾き用のピック」を用意しておくといいと思います。
・持ち方を考える
指先でつまむように、深目に持つ!
適当な弦の12Fあたりを押さえて、右手だけひたすら速弾きしたりするなどして研究してみるといいかもしれません。
・メトロノームを準備
練習前にメトロノームは準備しましょう。
チューナー機能はおいといて、しっかり音がでるタイプでヘッドフォン出力ができるタイプがいいです。
・右手のピッキング練習
右手だけピッキングしたときに安定してピッキングができますか?
引っかかったり、早くなったり、もたついたりしていませんか?
ピックと弦に角度をつけすぎて、「キュコキュコ」雑音がはいっていませんか?
キレイな速弾きをするには、右手のピッキングの練習が非常に大切になってきます。
1.右手の訓練が必要なので、左手は適当なポジションを押さえる程度にしておきます。
2.メトロノームを使って、少し遅めから開始し徐々にテンポアップして練習していきます。
3.3連符、6連符、16分音符など、いろいろなリズムパターンを織り交ぜたリズム特訓も有効です。
■左手の練習
左手の練習は実は右手ほど難しくないですが、複雑なフレーズを覚えるのでやはり時間がかかるでしょう。
・スケール練習
速弾きの練習本などを準備して、指の運動的なスケールを何パターンか導入しましょう。ただ上がったり下がったりするだけのスケール練習でも効果的です。
・フレーズ練習
好きなアーティストのコピーをします。
どちらの練習をするにしても。メトロノームを使って、遅いテンポから徐々にテンポアップというスタンスは変えてはいけません。
■両手の練習
右手、左手がそれなりに動くようになってきたら、あとは実践あるのみです。
左手の指の動きと右手のピッキングが完全にタイミングが合わないと、きちんと音がでなかったり、ノイズになってしまったりしてしまいます。
重要なのはタイミングです。しっかり合うようになるまで、練習を続けます。やはりメトロノーム練習は外せません。
「右手はピッキング、左手はフレーズ、両手はタイミング」
と重要だとおもうポイントを書いてみました。基礎鍛錬を続ける努力、忍耐、根性あってこそなし得る技だとおもっています。
焦って先に駒を進めず、それぞれのテンポで完璧に弾けるまで練習を繰り返すことが重要です。
ギター/ベースの練習方法:フレーズ間のスムージング! |
ギター/ベース脱初心者!練習方法の分析 |
ギター/ベースの練習方法:テンポ、リズム感のトレーニング |