BLOG - 音研究。これまでのまとめ。
■自分の課題
極力低コストでギターを良い音を大音量で鳴らす。
■今日までのまとめ
数年かけて、実現に情熱を注いできました。
どうにか人と違ったやり方で安く良い音で演奏することはできまいか?
いろいろなエフェクトをかけることが好きな私。
コンパクトエフェクターを使うと、何個も並べる事になるので、
音痩せが気になる。それに、音色をチェンジするのにペダルワークが大変。
ならばマルチ!!
マルチはペダル一つで音色を自由に切り替えられる。
でも安いマルチエフェクターは音が薄っぺらになる。
かといって、高価なマルチエフェクターなんか買えないし・・・。
こんな悩みと戦っていましたが、ある日、PODが発売されました。
Line用に設計されたアンプシミュレータのようです。
「下手にアンプで鳴らすより良い音がでる」とアマチュアバンドのレコーディングでも活躍し、
プロのエンジニアなんかも、
「手軽にそれなりの音がだせる」
と便利そうに紹介しておりました。
中には、PODをミキサーに直接繋いでライブしている知り合いもいました。
ここで、閃いたのが、
「エフェクターの変わりにつかえねーかな??」
ギター→アンプシミュレーター→パワーアンプ→キャビ
という構成を考えました。なぜ、アンプのヘッドを使わないかというと・・・
「アンプシミュレーターとアンプのヘッドの愛称は最悪!!」だったのです。
なので、パワーアンプを購入。(BEHRINGERのA500)
アンプシミュレータがあれば、レコーディングにも使えるし、
ヘッドの代わりにパワーアンプを使えば良い音がでるのではないか??と夢の構成ができました。
ちょっと文章がへたくそですが、ここまでで、
ギター→POD→パワーアンプ→キャビ
の構成で音を出せるようになりました。感想的には、
「わりと良い」
です。
気になったところは、
・PODはアンプシミュレータということもあり、エフェクト絡みが少し弱いです。
・大音量にすると、歪が荒れます。
・フットペダルで音色を切り替えるのに、少しレスポンスが悪いです。
ギターもたいしたもの使っていないのでそれも理由にあるでしょうけど・・・。
次に考えたのが、更なる音圧、エフェクトのノリ、細かい音調整です。
友人経由で、PA用のコンプレッサーとPA用のグラフィックイコライザをGET!!
この段階で、
ギター→DI→コンプ→グライコ→POD→パワーアンプ→キャビ
です。
感想は、、、、
「まだつかいこなせねーーー。けどよさげ。」
音量や環境によって、細かくつくりこむ必要がありそうです。
気になったところは、
・コンプをかけすぎると音が薄くなる気がした。けど、エフェクトのノリ、サスティンは大幅UP!!
・グライコで細かく音作りをするとハマリそうです。極端なEQ処理は音痩せにつながります。
ピッキングのニュアンスが強い音域をブーストしたり、 ノイズが多い音域をカットしたり、最終的な微調整として作るといい感じです。
そして、まだ続きます。
なんか、パワーアンプ→キャビってどうなの!?と思うようになりました。
それについての検証は「PODの有効活用」という記事で書いていますのでこちらをどうぞ。
現在は以上です。安く良い音を目指していましたが、結局はLine設計でLiveでも使える、良い音。
及び、いまどき少ない、ラックを組むという優越感に浸る結果となってしまいました。
でも、これらの機材は、小規模PAなんかにもつかえるので、損した気分はないです。
これからも、このルートで音の研究を進めていこうと思います。