BLOG - 【Singer Song Writer(SSW)8.0 使い方 その6】スコアの設定(調・譜表・拍子)
【Singer Song Writer(SSW)8.0 使い方 その6】スコアの設定(調・譜表・拍子)
- カテゴリ :
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- 執筆 :
- webmaster 2009/7/19
SSWの起動時は曲の調はCメジャー調になっており、しかもト音記号の楽譜の設定です。
Vocalのメロディならト音記号でも良いのですが、Bassやギターは非常に入力がしにくいです。
調を設定すれば、自動的に#や♭で入力されるようになります。
譜表の設定を行えば、ヘ音記号での入力や両方使った入力ができるようになります。
今回はこのあたりの設定方法を書いてみようと思います。
まず、SSWを起動し「設定」→「スコア設定」→「調」と進みます。
画面はこんな感じです。
■調の設定
開始小節、終了小節なんかも指定できます。特にしていが無ければ、開始小節は「1」、終了小節はチェックをはずしている状態でよいと思います。
現在Cメジャーの調になっておりますが、コレをEマイナーにして見ます。すると、右の画面に#マークがつき調が変わります。普通に入力すれば、ファがファ#になるわけです。楽譜さえ指定してしまえば、普通に打ち込みをするだけで、意識せずに正しい調で入力できます。
■拍子の設定
画面がタブで分かれていますので、拍子タブに移動するだけで、拍子の設定が行えます。
同じく、開始小節・終了小節を指定します。
分母と分子の値を設定すれば、もう用は無いと思います。
例で3/4拍子にして見ました。すると右側のプレビュー画面も変わります。
■譜表の設定
譜表タブに移動します。ここでは、トラック単位で指定することになるため、「設定するトラック」を最初に決めなくてはいけません。
たとえば、ベースを入力するトラックを仮に3トラック目に入力する場合、ここで3トラックを指定します。
例のごとく、曲中に楽譜の表記を変更することができるため、開始小節と終了小節が入力できます。
あとは、楽譜のタイプを設定するだけです。
今回はベース用にヘ音記号の楽譜に変更してみました。すると、プレビュー画面はへ音記号にかわります。
ここで、便利なのが、TAB譜打ち込みができるということです。
音符に弱くてもTAB譜が入力できます。ただし、ギター用の6線譜なので、ギターには簡単ですが、ベースの場合は
オクターブ下げるなど少々工夫しないといけないかもしれません。私はもっぱら五線譜でやっています。
参考情報として・・・・。
調・拍子・譜表の設定について説明しましたが、複縦線/終止線の設定や移調の処理なんかもできます。
最初Cメジャーで作ってしまったときに、Em調に変更したいなーなんて思ったらこの「移調楽器」という
タブを開いて設定すれば、自動的に移調してくれます。
ただし、コンピュータが自動で処理しますので、意図した変換してくれるかは・・・???ですね。
そのままキーを下げたりあげたりするだけなので、ギターのコードなど微妙に変わってきてしまいますから^^;
とりあえず画像だけUPしておきます。
■移調画面
■複縦線/終止線設定画面
では、また次回(いつになることやら・・・)