BLOG - TASCAM ( タスカム ) / DR-2d、DR-08
モバイル用リンク:TASCAM 24/96リニアPCMレコーダー DR-2d B ブラック
【製品概要(サウンドハウス記事)】
TASCAMより2種類のフィールドレコーダーが登場しました!「DR-2d」は、設定したレベルと設定より低いレベルで同時録音を行う「デュアルレコーディング機能」を搭載。失敗が許されない録音の時にも、積極的なレベル設定が行えます。「DR-08」は可動式のマイクを備え、楽器録音、会議など用途にあわせて様々なセッティングが可能です。どちらの製品もカラーは2種類ご用意。使い勝手の良いフィールドレコーダーになっています。
【良いと思った所(DR-2d)】
・メトロノーム機能は正直良いですね!プレーヤーとしてもメトロノームとしても使えるので、便利かなと。
・USBでのPC転送は今や標準機能で欠かせませんね。
・リミッターがついていると、安心です。
・再生で音程を可変できるのは便利かも?バンドでコピーしたいけどキーが合わないから、半音上げで!なんていうときに、大活躍しそうです。
・音程変えずにテンポをかえれるので、耳コピにも便利。
・一回の録音で通常のパターンとゲインを落としたパターンと録音できるのは結構いいかも?(デュアルレコーディング機能)
【悪いと思ったところ(DR-2d)】
・均一なレベルで録音を行うオートゲインコントロールとありますが、どういうアルゴリズムなんでしょうか?
・ワイヤレスリモコンって必要??
・オーバーライト録音は使い道が思いつきません。MTRとして使うには危険すぎるし・・・バンドには不要な機能かと。
【良いと思った所(DR-08)】
・コンパクトであること。
・音程を変えずにテンポをかえれること。
【悪いと思ったところ(DR-08)】
・2万円でこの機能だったらDR-2dを選びますね。間違いなく!
・レコーダーとしての必要最低限の機能のみ!
・充電できないのかな??
【感想】
二つの製品で独特な機能を比較してみました。比較するまでもないものはしてませんが^^;(サウンドハウス仕様参考)
DR-2d | DR-08 | |
記録メディア | SDカード(64MB縲鰀2GB)、SDHCカード(4GB縲鰀32GB) | micro SDカード(64MB縲鰀2GB)、micro SDHCカード(4GB縲鰀32GB) |
電源 | 単3形電池2本(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池) ACアダプタ対応 (USB充電可) |
単4形電池2本、USBバスパワー (充電不可?) |
USB | USB2.0 | USB2.0(Mini-Bタイプ) |
内蔵スピーカー | 0.6W、モノラル | 100mW、モノラル |
お互いにない機能 | ・マイクとライン入力をそれぞれ別々のファイルに同時に録音可能 ・マイクとライン入力をミックスして1つのファイルに録音可能 ・再生音に入力信号をミックスして別ファイルに録音することが可能なオーバーダビング ・録音時または再生時に使用可能なリバーブエフェクトを内蔵 ・らかじめ設定した最大ファイルサイズに達すると、新たなファイルを作成して継続録音が可能 ・再生時にスピードを変えずに±6半音まで音程を可変可能 |
・マイクは録音ターゲットに合わせてアングルを変えることが可能 ⇒インタビューポジション(X-Y方式ステレオ録音):高い指向性が必要なインタビューなどに ⇒ミュージックポジション(A-B方式ステレオ録音):広がり感、ステレオ感のある音楽録音などに ⇒カンファレンスポジション(A-B方式ステレオ録音):周囲の音を録音。会議などに ・卓上録音時に使えるスタンドを装備 ・ファイル内の任意の区間を繰り返し再生するA-Bリピート再生 ・1縲鰀10秒、20秒、30秒のちょっと戻り再生機能 |
DR-2dは高機能ですね!値段もそれなりですが、機能からすると仕方がない気がします。使い道を考えるといくらでも思いつきます。個人的にはiPODとかよりもこっちを持ち歩きたい!
基本的にフィールドレコーダーのような機器はバンドなどの大音量に向いていないとおもっていますが、
実際どうなんでしょうかね。レベル調整がしっかりできれば大丈夫だとは思いますが、録音する位置で
バランスが変わってくるので、スタジオ付属の天井マイクのアウトプットをミキサー上で繋ぎ変えて、Lineで繋いで録音したほうが良い音で録音できるような気がします。
デュアルレコーディング機能には発想に驚きです。確かに、レベル調整ミスって音われが酷い時、もったいない気分になりますすね(笑)
会議録音には必要いらないの多機能ですね!DR-08は高音質会議向きというイメージ。
個人的な評価
総合:★★★★☆(DR-2d)
総合:★☆☆☆☆(DR-08)